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キャンパス?ハラスメント防止


更新日:2022.7.15


ハラスメント防止に係る学長宣言6.21更新

九州工業大学は、開学以来「技術に堪能なる士君子の養成」を建学の精神に掲げ、道徳心を兼ね備えた技術者の育成に取組んできました。さらに今後は、「時代の変化に対応できる人材育成」が本学の使命であると考え、「専門領域」「大学」「国」「ジェンダー」などあらゆる垣根を越えて知が接続される環境を目指していきます。

一方で、多様性を高め、人と人の交流が深まったとき、ハラスメントが生じる機会も増えます。しかしながらハラスメントが存在すれば、このような目標を実現することも叶いません。ハラスメントは、その被害者に深刻な精神的、身体的苦痛をもたらし、その能力や個性の発揮を妨げる、人間としての尊厳を侵害する卑劣な行為です。

九州工業大学は、ハラスメントを絶対に許しません。

ハラスメント防止のためには、性別、国籍、宗教、性的指向や性自認、障害の有無の違いだけでなく、1人1人の考え方や、行動パターンといった広義の多様性を尊重し合うことが重要です。自分の価値観を押し付ける行為からは何も生まれないことを、1人1人が自覚する必要があります。

学生の皆さんにとって、大学は社会の入り口です。多様性を受け入れる理想の社会の形を、自ら体現することが、大学人に課された責務であると考えます。大学が変わらずして、社会の変革もありません。

ハラスメント防止のため、私自身先頭に立ち、以下の取組を徹底します。


(1)研修などを通じ、ハラスメント防止のための啓発活動を行います。

(2)安全かつ迅速な対応が可能な相談窓口を設置するとともに、相談者のプライバシーを守り、不利益が生じないことを徹底します。

(3)ハラスメントが発生した場合は、公正かつ厳正に対処します。

(4)ハラスメントの加害者には、反省を求め、相応の措置を講じ、再発防止に努めます。

(5)問題解決のための専門的仕組みとして組織内オンブズマン制度を整備します。




組織内オンブズマン制度


本学は、令和4年度より、キャンパスに集うすべての人々が心理的、身体的に安心できる環境のなかで勉学?研究?業務に専念し、充実した楽しい毎日が送れることを目的とし、この度「組織内オンブズマン制度」を導入しました。

組織内オンブズマン制度とは
組織内の様々な困りごと(ハラスメント、人間関係、コミュニケーション問題、処遇に対する不満など)について、中立性?非公式性?独立性?守秘義務を有する専門家(弁護士としても活躍しているオンブズパーソン)が対応し、解決を図る制度です。

法律に関わる事案だけではなく、感情、人間関係、倫理などに関する問題などについても、相談者の困りごとが解消されるよう、専門家がサポートします。また、本制度は、国際連合、世界銀行、アメリカ航空宇宙局(NASA)、アメリカやカナダの多くの大学が導入しています。


相談から解決の流れ


Q&A

Q. 誰でも相談できますか。
A. はい、本学で修学又は就労するすべての構成員が対象です。

Q. どのように相談したらいいでしょうか。
A.コミュニケーション支援係へ相談内容の概要をお知らせください。専門家との面談日程を調整します。

Q. 専門家との面談には誰が出席しますか。
A. 相談者と専門家に加え、相談者の同意を得てコンプライアンス室?又はコミュニケーション支援係職員が同席します。




関係規則?ガイドライン





相談?苦情申立


● 組織内オンブズマン制度の利用
  中立性?非公式性?独立性?守秘義務を有する専門家が対応し、解決を図ります。

● 学外相談窓口への相談
  本学関係者に知られることなく、相談ができる外部相談窓口も設置しています。

キャンパス?ハラスメント相談員への相談
  本学では、相談窓口として、キャンパス?ハラスメント相談員を各部署に配置しています。


各種相談窓口の利用、その他情報についてはこちらをご覧ください。(学内限定)




ご意見?お問い合わせ先

コンプライアンス室コミュニケーション支援係
〒804-8550 福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1
TEL:093-884-3503
E-mail:cam-hara*jimu.kyutech.ac.jp (メールは*を@に変えてお送りください)


学長室より
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生命体工学研究科サテライトサイト
採用情報
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