2021年6月22日~28日、RoboCup 2021 Worldwideがオンラインで開催され、「Hibikino-Musashi@Home」(主指導教員:大学院生命体工学研究科 田向権 教授)が@Home Domestic Standard Platform League (DSPL) にて準優勝したこと ( 準優勝のTOPICSはこちら。)に加えて3つの賞を新たに受賞しました。
Go Get-it! (指定されたものを取ってくるタスク)ではタスク遂行の正確さと素早さが評価され、「Best Go, Get It! in DSPL」賞(DSPLでの最優秀賞)と「Best Test Performance (Go, Get It!)」賞(@ホーム全リーグでの最優秀賞)を受賞しました。
また、ホームロボットの研究開発が評価されるOpen Challengeにて“Best Open Challenge Award”を受賞しました。Open Challengeでは、柔軟触覚センサ(生命体工学研究科?田向研開発)とレザバーチップ(同?森江研開発)を組合せた物体認識システムを披露し、視覚に加えて触覚情報を活用することで頑健な物体認識が実現できることを示しました。また、柔軟触覚センサから得られる時系列情報をレザバーチップに取り込み、高い電力効率で処理できることを併せて示しました。
なお、Open Challengeで披露した研究成果は「NEDO 高効率?高速処理を可能とするAIチップ?次世代コンピューティングの技術開発/次世代コンピューティング技術の開発」「未来共生社会にむけたニューロモルフィックダイナミクスのポテンシャルの解明」の委託の下、九州工業大学と大阪大学の共同研究により得られたものです。
- 『RoboCup 2021』でHibikino-Musashi@Home が世界大会 準優勝!(2021年6月30日掲載)記事はこちら。
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