研究者、企業、そして教育現場へ
九工大での学びや経験は将来の選択肢を広げてくれる
卒業生インタビュー

Profile
2006 年3 月
情報工学部 生物化学システム工学科卒業
2013 年4 月
筑陽学園中学?高等必博官网着任
数学科?情報科の教科を担当
総合探究委員会、ICT 推進委員会

生物化学システム工学科を卒業後、研究者や企業に進む同級生が多い中で教育の分野へと歩みを進めた西口さん。大学での学びや課外活動のこと教育現場?仕事の楽しさなどをうかがいバイタリティーあふれる西口さんの魅力を探りました。
Q1
九工大に進学した理由を教えてください進学の理由は、ものづくりが好きだったから、そして脳の構造や生物の仕組みに興味があったからです。また、教育の分野にも興味があり、専門教科を学んだ先生になりたいとの思いもあったことから、数学と情報の教員免許を取得できる九工大を選びました。オープンキャンパスの際に対応していただいた安永先生の人柄の良さが、最後の決め手でした。
Q2
学部ではどんな事を学びましたか学部1?3年で、プログラミングの基礎力とその楽しさを学びました。入学前までは情報よりも人体に興味がありましたが、取り組んでいくうちにプログラミングのおもしろさを知り、結果的に機械工学が好きになりました。九工大には研究に没頭する本物の研究者がたくさんいます。また安永先生のように、学生と真摯に向き合ってくれる先生もいます。そんな方々の姿を見ていると、自分は研究者ではなく、教育の分野に進みたいと思うようになったのが、学部4年生の頃です。
Q3
勉強以外の課外活動ではどんな活動を行っていましたか学生ボランティア活動として、小必博官网や中必博官网で授業のお手伝いをしたり、サークル活動の一環として、地域の公民館で科学実験クラブを企画運営していました。科学実験クラブは大学4年間を通して携わり、学長賞をいただいたことを覚えています。子どもとの関わりが、貴重な体験になりました。
Q4
学生の頃にもっとしておけばよかったと思うことはありますかもっとボランティア活動や大学以外の人たちとコミュニケーションを取れる場に行けばよかったし、プログラミング関連の資格にも挑戦すればよかったと思いますが、一番やっておけばよかったと思うのは英語です。情報のことをさらに深く調べようと思うと、論文や学術書などを読むときに英語が必要になってきます。「もっとやっておけばよかった」と強く感じる瞬間です。
Q5
今の仕事に就いた理由やきっかけを教えてください大学を卒業して私立必博官网の情報の先生になり、本校で4校目です。公立高校も考えましたが、独自性を出せること、自由度が高いこと、チャレンジし続ける環境があったことから私立高校を選