MSSCは、次のような事業の実施の拠点として、本学とUPMなどマレーシアの関係機関との間に立ち、連携や調整を行っています。
1.本学学生のグローバル化
学生派遣プログラム
本学で推進しているGCE教育の一環として、低学年や海外渡航経験のない学生向けの多文化協働学習プログラムから、UPMの学生と研究交流や協働プロジェクトを行うプログラムを実施しています。
マレーシアインターンシッププログラム
本学では、在マレーシアの日系企業でインターンシップを実施し、多様な文化的背景を持った人々との共同作業や、日本からの駐在員が現地で働く姿から、海外で働くことがどのようなことか体験する機会を提供しています。
ダブルディグリープログラム(大学院博士前期課程?後期課程)
このプログラムは、本学とUPMとで正規のカリキュラムを履修することにより、終了時に両大学の学位を取得できる教育プログラムです。
UPM学生短期受入れプログラム
UPMから2週間ほど学生を受け入れ、日本語の授業、本学の研究室や北九州市近郊の工場見学、本学学生との交流を通して、日本の文化や科学技術を体験的に学ぶプログラムです。
2.優秀な外国人留学生の獲得
ダブルディグリープログラムなどの実施により、優秀な外国人学生を獲得しています。
3.国際的な研究活動の推進
UPMとの共同研究
本学とUPMでは、マレーシア特有の自然や産業にかかわる環境関連の研究をはじめとして、ロボティクス?人工知能?材料?バイオインフォマティクス関連など、さまざまな分野の共同研究を行っています。
UPMとの国際合同シンポジウム(SAES)の開催
毎年UPMと合同で国際シンポジウムを開催し、両大学の教員?学生が日ごろの研究成果について発表、議論を行います。
→SAESについてはこちら
4.教員や職員のグローバル化
UPMと連携して、MSSCで本学の職員研修を実施しています。
また、共同研究などのためにUPMやマレーシアを訪問する教職員は、MSSC内の施設を利用することで、MSSCを拠点として活動することができます。
→施設の概要についてはこちら