2023年6月8日、9日の2日間、戸畑キャンパスで、フランス?ロレーヌ大学と九工大の共催で国際交流20周年記念行事を行いました。2003年に始まったフランス?ロレーヌ大学との国際交流が今年で20周年を迎えます。来日したHélène Boulangerロレーヌ大学学長及びKarl Tombre副学長(国際担当)ら10名、在日フランス大使館のDidier MARTY-DESSUS教授(科学技術参事)、九工大とロレーヌ大学の2つの学位を取得した卒業生、在学中のロレーヌ大学からの留学生、九工大の教職員及び学生、また協賛していただいた公益財団法人北九州観光コンベンション協会様も出席され、2日間のイベントは両大学の新たなる国際連携の幕開けとなりました。
初日(6月8日)に行われた共同研究ワークショップでは、5組の国際共同研究チームが発足することになりました。また、同時開催された国際系事務職員ワークショップでは、今後も国際系事務職員向けの研修会を開催して、両大学の事務職員の国際化を共同で推進していくことが検討されました。
最終日(6月9日)に行われた20周年祝賀セレモニーでは、20年間の国際交流?連携の軌跡及び今後の戦略についての発表、記念プレートの署名式、ロレーヌ大学からの留学生2名の発表、九工大とロレーヌ大学の2つの学位を取得した卒業生3名の発表、そして新たに発足する国際ジョイントプロジェクトの公募アナウンスが行われました。
午後のラボツアー後に行われた学長連携会議では、両大学の連携をより高度なものに発展させるための戦略が協議され、具体的な活動として展開されていくことになりました。
海外留学を検討している九工大の学生向けにロレーヌ大学の大学説明会も開催され、ロレーヌ大学教職員やロレーヌ大学出身の卒業生及び在学留学生と九工大の学生が活発に交流しロレーヌ大学への留学を希望する学生も確認することができました。
今回の20周年の節目において、両大学の学長、副学長、教職員、学生、卒業生、そしてフランス大使館関係者らが一堂に会し、これまでの連携の成果と様々な分野における将来の国際連携の展望について具体的な意見交換と協議が行われ、関係者が協力して両大学の連携強化及び日本とフランス両国の友好関係に貢献していくことが確認されました。