更新日:2023.06.15
2023年6月2日、森口哲次准教授(大学院工学研究院物質工学研究系)と株式会社キューヘンの共同研究による成果が事業化され、事業化先である株式会社キューヘンが令和5年度福岡県循環型社会形成推進功労者知事表彰を受賞しました。
本研究は、2016年度から公益財団法人福岡県リサイクル統合事業化センターの支援を受けて、変圧器の使用済み絶縁油を、新油相当の絶縁油にリサイクルする技術を開発し、事業化されました。また、このリサイクル技術は、有害な廃棄物を一切排出しない技術として国内初のものであり、2021年2月に「廃絶縁油の再生方法(特許第6840325号)発明者 本学准教授 森口哲次 本学元研究員 芹生功 キューヘン 尾迫修二」を取得し、2021年11月には第69回電気科学技術奨励賞も受賞しています。