2023年5月10日~12日の3日間、東京ビッグサイトにおいて、「第7回AI?人工知能EXPO【春】」が開催され、九工大大学院生命体工学研究科 田向研究室、田中研究室や、ニューロモルフィックAIハードウェア研究センターなどが、家庭用サービスロボットに使われているAI技術や知能を持ったマテリアルを搭載したロボットハンドなどを出展しました。
AI?人工知能EXPOは日本最大のAI専門展示会です。今回は、ひびきの学研都市に進出した株式会社シンコムと共に出展しました。
九工大からは、生命体工学研究科の学生が中心となり結成している学生プロジェクトHibikino-Musashi@Homeが開発を行っている家庭用サービスロボットの人工知能技術、ニューロモルフィックAIハードウェア研究センター(田中啓文センター長、田向権副センター長)が中心となり研究を進めている知能を持ったマテリアルセンサ(CNT-PDMSナノ複合体センサ)を搭載したロボットハンド、大学発スタートアップエコシステム(PARKS)の取り組み(大学院生命体工学研究科 古川研究室、大学院情報工学研究院 徳永研究室)などを紹介しました。
特に、家庭用サービスロボットに使われている人工知能技術が大きく注目され、TBSテレビ「ひるおび」(5月12日放送)にて大きく取り上げられたほか、来場者からも物体検出技術や自然言語理解の技術に関する質問が多く寄せられました。
Hibikino-Musashi@Homeは「人間と共存可能な家庭用サービスロボットの実現」を目標にロボットの開発に取り組んでいるチームです。
ニューロモルフィックAIハードウェア研究センターは脳のように動くAIシステムの構築を目指し、「材料」「脳モデル」「回路」「ロボット」の4分野の研究に横断的に取り組んでいる研究センターです。
株式会社シンコムはアナログ?ディジタル集積回路の設計開発企業であり、2023年4月5日に北九州学術研究都市内に北九州半導体デザインセンターを設立し、九工大と連携して最先端のAIチップ設計に取り組んでいます。
また、Hibikino-Musashi@Homeは2023年5月28日まで、人とロボットが一緒に暮らす未来の空間を創りを目指したクラウドファンディングに取り組み、目標金額を超えプロジェクト成立となりました。多大なるご支援をいただき、ありがとうございました。
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