更新日:2023.05.19
2023年5月16日、花手洋樹さん(大学院工学府 工学専攻 博士後期課程3年,学振特別研究員DC2)、河野翔也助教 (大学院工学研究院 電気電子工学研究系)、松平和之教授 (同研究系)、他学外3名らが2021年に日本物理学会刊行の英文学術雑誌Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)に発表した論文が、"Most Cited Articles in 2022 from Vol. 90 (2021)”に選ばれました。
この賞は、JPSJが2021年に発行した論文の中で、2022年における引用数上位10本の論文を選出したものであり、対象論文に対する注目度の高さを示しています。対象論文では、九州工業大学、広島大学、高輝度光科学研究センター、東京大学との共同研究により、イリジウム酸化物Ca5Ir3O12の長らく未解明であった相転移("隠れた相転移"と呼ばれる)の秩序変数を高精度の放射光実験により解明したことを報告しています。
◇対象論文はこちら(Journal of the Physical Society of Japan)