更新日:2023.04.04
2023年3月28日、戸畑キャンパスにおいて、物性グループ主催第51回Kyutech物性グループセミナー「物質科学における実験と理論」を開催しました。
対面開催に加えてZOOMによる遠隔参加も考慮した講演会であったため、教員?学生?学外研究者総勢50名程度(対面参加者25名、ZOOM参加者25名)の参加がありました。
学外より、理論物質科学がご専門の東京大学物性研究所の尾崎泰助教授、金沢大学理工研究域の小田竜樹教授、東京大学大学院情報理工学系工研究科の吉本芳英准教授をお招きして、実験グループとの共同研究の成果について講演を頂きました。
九工大からは大学院工学研究院?基礎科学研究系の美藤正樹教授と堀田善治特任教授が、本学での物質科学研究の取り組みと成果について講演を行いました。
現在、九工大では、研究力強化事業「計算と実験の連携に基づく材料科学研究基盤構築 ―遷移金属酸化物デバイス機能開拓―[代表: 中村和磨教授(大学院工学研究院?基礎科学研究系)] 」が展開されており、理論と実験の共同による物質科学研究推進に力を注いでいます。
こうした機運もあり、講演では活発な議論があり、学外からお越し頂いた講演者との交流も含めて、今後の展開につながるとても有益な講演会となりました。