2022年11月14日(月)~2023年1月13日(金)まで、オンラインにおいて、科学技術振興機構さくらサイエンスプログラム「機械工学分野における国際交流協定校との連携強化によるグローバル人材の育成」(Enhancement of International Exchange Partnerships and Global Engineering Education in Mechanical Engineering Field)を実施しました。
本オンライン交流事業では、国際交流協定校の青島理工大学、東北大学、山東大学、ボルツァーノ自由大学、台湾科技大学、協定校以外の斉魯工業大学、シンガポール南洋理工大学、蔚山大必博官网の計8校から学生30名と教員?研究者11名計41名を招きました。本学参加者と合わせて学生80名と教員14名の計94名が機械工学分野における教育研究の国際交流を深めました。
期間中は、「International Joint Seminar on Mechanical Engineering 2022」を開催し、Zoomで7件の特別講演と26件の口頭発表を行いました。また、学生が主体的に取り組む実験協働学習活動および研究室見学もZoomを通して実施しました。協働学習では、本学からグローバルエンジニア(GE)コースを履修している27名の日本人学生と交流校から20名の学生で5つの多国籍チームを編成し、「Spin」および「Windmill」のテーマに取り組みました。設計と議論は主にオンラインで行い、製作はそれぞれの大学の研究設備を利用しました。さらに、オンライン研究室見学では、あらかじめ準備した動画やリアルタイム中継したデモ実験で分かりやすく研究設備を紹介しました。
一連の活動を通して、対面の国際交流とは異なる雰囲気になりましたが、教員?学生同士の幅広い交流を深めることができ、期待した以上に有意義な交流活動となりました。
なお、当該プログラムを実施するにあたり、科学技術振興機構よりご支援を賜りました。