更新日:2023.01.06
2022年12月22日、本学大学院生命体工学研究科の学生が率いる学生プロジェクト“すぐ創る課”の活動が、毎日新聞に紹介されました。
すぐ創る課は、高齢者や障がい者を始めとする個別性が高く研究やビジネスとして非常に取り扱いにくいニーズに答えるために設立した学生団体です。
今回は、四肢まひという障がいをもつ岩岡美咲さん(北九州市立大大学院生)から依頼を受け製作を行いました。岩岡さんは、これまで呼吸器の管が口元から外れないようにする前掛けのような装具を利用していましたが、オンライン講義などで画面に映った自分の姿を見たときに、装具の見栄えが悪いと感じ”すぐ創る課“に相談がありました。
大学院生命体工学研究科 博士前期課程2年 大森直登さんが主に制作を担当し、3Dスキャンができるスマートフォンアプリなどを活用し、1カ月ほどかけて管を固定する棒を短く改良した装具を3Dプリンターでつくりました。岩岡さんからは、以前の装具に比べ「軽くなった」、「小さくなった」と喜びの声を頂きました。
また、この報道の後、2023年1月5日にも毎日新聞(夕刊)ですぐ創る課の活動が掲載されました。
今後は地域の専門業者とも協力し、更に改良を進め装具開発を進めていきます。
◇記事の詳細はこちら(2022年12月22日 毎日新聞 オンライン版)。
◇記事の詳細はこちら(2023年1月5日 毎日新聞(夕刊))。
◇“すぐ創る課”の最新情報はこちら。(公式Lineで入手することができます。)