更新日:2022.12.14
2022年8月31日~9月2日、国際会議 The 41th JSST Annual Conference International Conference on Simulation Technology (JSST2022)において、本学大学院情報工学府 博士前期課程2年の野崎隼之介さんが「Partitioned-Monolithic Hybrid Strongly Coupled Method for Structure-Piezoelectric-Circuit Interaction in Piezoelectric Energy Harvesting」と題して口頭発表を行いStudent Presentation Awardを受賞しました。
本研究では、海洋の波といった環境に内在する機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する圧電エネルギーハーベスティングシステムを高精度に解析するために、有限要素法に基づき、構造‐圧電‐回路連成の分離型‐一体型ハイブリッド強連成解法を開発しました。本解法は、分離型解法と一体型解法の定式化を階層的分解に基づき組み合わせることで、解析精度と計算効率を兼ね備えることができ、マルチフィジクス連成問題に対する新しい系統の解法を世界に先駆けて提案することができました。
受賞者 | 野崎隼之介(大学院情報工学府 博士前期課程2年) |
発表題目 | Partitioned-Monolithic Hybrid Strongly Coupled Method for Structure-Piezoelectric-Circuit Interaction in Piezoelectric Energy Harvesting |
指導教員 | 石原大輔 教授(大学院情報工学研究院 知的システム工学研究系) |