2022年11月28日、本学、モンゴル国立宇宙協会、そして本学のモンゴル人卒業生が設立メンバーであるモンゴルの宇宙開発ベンチャー企業「ONDO Space LLC」(オンドスペース)の3者間で、持続可能な宇宙開発振興に関する連携協定を締結致しました。

同ベンチャー企業は、本学大学院の宇宙工学国際コースで衛星開発を学び、本学の国際協働衛星開発プロジェクト(BIRDSプロジェクト)のメンバーとして、2017年にモンゴル史上初の小型衛星の宇宙空間への放出に成功した卒業生3人が設立メンバーであり、卒業生とのネットワークが縁となる国際的な産学官連携事業は本学にとって初となります。

今後5年間において、3者はモンゴルの宇宙開発の振興に産学官連携で取り組み、本学はモンゴルでの超小型衛星の開発や人材育成をサポートします。

また、同ベンチャー企業のCEOであるアルタンシャガイ?バトオロンゴ氏の幼なじみである宮城野親方〔第69代横綱 白鵬(モンゴル出身)〕も、立会人として応援に駆けつけて下さいました。

日本?モンゴル国交50周年記念となる本年に、この連携体制を構築できたことの喜びを出席者全員で分かち合う調印式となりました。

写真左から、アナル チンバートル〔ONDO Space LLC 社長〕、三谷 康範〔九州工業大学 学長〕、宮城野親方〔第69代横綱 白鵬〕、ウチラル ニャムオソル〔モンゴル国立宇宙協会 会長(モンゴルデジタル開発通信大臣)〕