2022年9月13日、本学戸畑キャンパス鳳龍会館において、第16回学長記者懇談会を開催しました。この懇談会は、本学の様々な取り組みを紹介し、報道機関の記者の皆さま方と大学(学長)が双方向に意見、情報交換を行うことを目的としており、2016年から開催しています。2022年4月に三谷学長が学長就任後、初めての学長記者懇談会となります。
今回の学長記者懇談会のテーマは半導体。世界的な需要拡大や世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)による熊本県への工場新設など九州地区でも活発な動きをみせる半導体産業について、九州工業大学の人材教育面、最先端研究面などからの関わりや、半導体?電子部品の検査装置分野において世界トップシェアを誇る上野精機株式会社と2022年4月から開設している「共同研究講座」について紹介しました。
内容は以下のとおりです。
1.ご挨拶および九工大の半導体先端研究?教育の取組概要
◇三谷 康範〔学長〕
2.半導体人材教育とアイデアの具現化での貢献
◇中村 和之〔マイクロ化総合技術センター センター長〕
3.先端研究による社会への貢献―マテリアル知能―
◇田向 権〔大学院生命体工学研究科 教授?
ニューロモルフィックAIハードウェア研究センター 副センター長〕
4.上野精機×九州工業大学 上野精機次世代先端技術共同研究講座の開設
◇上野 昇氏〔上野精機株式会社 代表取締役〕
◇田中 一路氏〔上野精機株式会社/大学院生命体工学研究科 特任准教授〕
説明後の懇談会では、ご参加いただいた記者の方々から多くの質問が寄せられ、テーマに関する関心の高さが伺えました。また、半導体産業全体について、本学の取組みなどについてなど多くの意見交換を行うことができ、お互いの理解を深める良い機会となりました。
今後も、本学の様々な教育や研究の取り組みについて、学長記者懇談会にて発表していく予定です。引き続き、ウェブサイトや広報誌等を通じて広くみなさまに情報を発信していきますので、九州工業大学の活動にご注目ください。
◇詳しい資料などはこちらから(学長室よりの学長記者懇談会へリンク)