2022年5月26日(木)、戸畑キャンパス GYMLABOにおいて、「GYMLABO?ポルト棟開所式」を開催し、学外からのご来賓、報道関係、学内関係者など100名を超える方々にご参加頂きました。
戸畑キャンパスに設置したGYMLABOは、2014年の新体育館の新設に伴い長期間にわたり休眠していた体育館に大胆なリノベーションを施し、飯塚キャンパスに新設したポルト棟とともに、産学官の“交わり”の形成拠点として、知と技術の集積地である九州工業大学から産学官一体となった新たなオープンイノベーションの創出を目指し、2022年5月に運用を開始しました。
開式に際し、三谷康範学長から、本事業へのご理解やご支援をいただいたみなさまへの御礼を申し上げ、GYMLABO?ポルト棟の設置の背景や多様な交わりをつくることで得られる効果などについて説明がありました。
工学研究院伊東啓太郎教授からは、GYMLABOのトータルデザインプロセスや屋外のランドスケープ、ロゴマークデザインや学生との共同プロジェクトなどについて多くの写真を用いながらご紹介しました。
本学と連携して運営面を担当いただく株式会社ATOMica(アトミカ)の嶋田瑞生 代表取締役COOから、GYMLABOの施設紹介から、プレオープン後の学生の利用状況、また、今後ATOMicaとして九工大とタッグを組むことで 生まれる効果や展望などについてお話をいただきました。
飯塚キャンパスに新設されたポルト棟について、安永卓生理事から「ポルト」という名称に込めた思いや、全体の施設紹介、共創の「場」として飯塚キャンパス全体における人の流れとムアリング(繋留)の核としてポルト棟に期待する役割などについて、ポルト棟との中継も交えながらご紹介しました。
最後に、GYMLABOの建設と併せ進められたピアノ再生プロジェクト「復刻ノオト」による記念演奏をおこない閉式となりました。
閉式後に実施した個別案内ツアーでは、複数グループに分かれて、施設内の多様な設備や仕掛け、デザイン、ランドスケープなどを説明し、参加者は強い関心を寄せていました。
※GYMLABO、ポルト棟、ピアノ再生プロジェクト「復刻ノオト」についてはこちらもご参照ください。
◇記念演奏 ① 【九州工業大学 学歌】
?工学部機械知能工学科4年 山下 覚 (ピアノ)
?工学府工学専攻国土デザインコース 博士前期課程2年 谷尾 道希 (歌)
?工学府工学専攻国土デザインコース 博士前期課程2年 林 泰史 (歌)
?工学部応用化学科3年 牛島 理玖 (歌)
?工学部応用化学科2年 金森 大輔 (歌)
?国際本部学生交流課 樋口 瑞綺 (ヴァイオリン)
◇記念演奏 ② 【F. ショパン ピアノソナタ第3番第4楽章】
?国際本部学生交流課長 内藤 梨那 (ピアノ)