更新日:2022.05.30
2022年5月26日と27日の2日間、長崎市の出島メッセ長崎でビジネスや地方自治体で行なわれるDXについて話し合うカンファレンスが開催され本学教員と本学学生が発表を行ないました。
大学院情報工学研究院 物理情報工学研究系の小田部荘司教授は「最近の学生の動きについて ---地域?DX?学生のつながり---」と題した講演を行ない、アプリ作成ができる優秀な学生により、地方創生を狙ったDXが行なわれていく背景や問題点について説明を行ないました。
また、26日晩に行なわれたLWTT(LINE WORKS Tech Talk)という技術面からの情報交換会では、本学学生がアプリ作成の実例について発表を行ないました。大学院情報工学府 情報創成工学専攻の橋口駿亮さんは、人工知能を用いて電力需要を予測する結果を発表しました。情報工学部 知能情報工学科4年の高野耕大さんはCO2の可視化をして環境問題を意識してもらう例を紹介しました。情報工学部 情報?通信工学科4年の西野颯真さんと情報工学部 物理情報工学科2年の村田哲一朗さんは防災報告アプリ「マップチェーン」について紹介し今後の展開について話しました。
この取組は学生プロジェクト「飯塚未来開発」と「Comet」の活動の一環として行なっています。今後は飯塚市役所の業務改善?DX課と協力して、実際の課題についてアプリ開発を通じて解決していく試みを行なう予定です。