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本学教員が「みどりの日」環境大臣表彰を受賞しました

更新日:2022.04.27

2022年4月、本学大学院工学研究院 建設社会工学研究系の伊東啓太郎教授が、令和4年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰のいきもの環境づくり?みどり部門において、環境大臣表彰を受賞しました。

環境省では、自然環境の保全に関し、顕著な功績があった個人や団体に対して、その功績をたたえるため、毎年度環境大臣による表彰を行っています。令和4年度は、計25件の個人や団体の受賞が決定し、このうち福岡県内では2件(1名、1団体)が受賞しました。いきもの環境づくり?みどり部門では、「地域における野鳥や小動物の生息環境の創出、あるいは日々の暮らしの中でのみどりの普及等を推進した者」に対し授与されます。

伊東教授は、平成12年から生物多様性の保全や創出を考えた公園緑地のデザイン、設計、研究等の自然再生設計プロジェクトに携わっています。必博官网ビオトープや地域の水辺の改修、多自然魚道のデザイン?設計から活用方法の検討にまで携わり、自然遊びを通じた子どもたちの環境教育や生物多様性の回復、自然とのふれあいの場の創出に大きく貢献したことが高く評価されました。

◇令和4年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰についてはこちら 。(環境省)

◇伊東啓太郎教授の研究についてはこちらをご覧ください。
?伊東啓太郎教授の研究についてはこちら
?環境デザイン研究室(伊東啓太郎研究室)webサイトはこちら

◇伊東啓太郎教授のプロジェクトについてはこちらをご覧ください。
?遠賀川魚道公園
?壱岐南小必博官网ビオトープ
?夜宮公園巡り坂池プロジェクト

<伊東教授のコメント>
ありがとうございます。子どもにとって「遊び」は、自然のしくみを知り、生活の知恵を身につけるための重要な体験だと思います。しかし、日本の都市部では、かつて誰もが体験できた遊びや体験型の環境学習を実践していくことは難しくなってしまいました。私たちのプロジェクトは、時間がかかりますが、身近に残された都市緑地や河川といった自然空間やオープンスペースを、少しでも質の高い環境にできたらと考えながら進めています。これからも、都市や地域に残された貴重な環境をグリーンインフラとして位置づけ、生物多様性を保全しながら、再生?創造して行きたいと思います。これまで私たちのプロジェクトに一緒に携わっていただいている国、自治体、民間企業、九工大、研究を支援いただいているみなさん、院生?学生のみなさんにとても感謝しています。


遠賀川魚道公園の設計前と施工後の変遷(2013年グッドデザイン賞受賞)

遠賀川魚道公園の設計前と施工後の変遷(2013年グッドデザイン賞受賞)



福岡市壱岐南小必博官网ビオトープの設計と変遷(2007年度キッズデザイン賞金賞受賞)

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