更新日:2022.03.02
本学大学院情報工学研究院知的システム工学研究系の田中和明 准教授は、小規模自治体での防災?減災を目的とした、災害の早期対応システムを産官学で開発しています。
この度、昨年(2021年8月)に土砂災害で大きな被害を受けた福岡県添田町で実証実験を行うことになり、2022年2月24日、添田町役場で共同記者会見が行われました。共同会見には、田中准教授のほか、寺西明男町長、山下惠助氏(CMN株式会社 社長)、堀口悟氏(ランドブレイン株式会社 福岡事務所 所長)、ハザリカ?ヘマンタ教授(九州大学)が出席しました。
添田町は、昨年の土砂災害の被害により、現在もJR日田彦山線が一部不通になっています。このような災害被害を二度と起こしたくないという思いから、警報発出から避難誘導まで迅速に行える仕組みを産学官で開発しています。
実証実験は、2022年6月から添田町落合地区(JR日田彦山線彦山駅周辺)で行います。