2021年11月12日~2022年2月10日、さくらサイエンスプログラム「オンライン学生交流によるロボティクスPBL協働実習とカリキュラムの構築」を実施しました。(1月28日最終競技会、2月10日最終発表会)
本プログラムでは、GEコースのロボット実習?PBLを履修する学部3年生を対象に、本学のアジア協定校と連携して海外の優秀な学生と交流し、新たな技術的視点と視界を身につけ多様性と将来性を担い、先導できる人材の育成を行うことを目的としています。
今回は、キングモンクット工科大学北バンコク校(KMUTNB)のロボティクスコースの学生7名、本学情報工学部 知的システム工学科 3年生12名、TA4名が参加し、チーム毎に課題に取り組みました。また、KMUTNBの教員4名がタイ側の学生のサポートをして下さいました。1つのチームは本学の学生3名、KMUTNBの学生1~2名、TA1名で編成されました。
毎週Zoomなどを利用し、競技会や最終発表会に向けてロボット製作に取り組みました。言語の壁やバックグラウンドが異なりながらも、タイと日本の学生は意見を出し合い、取り組んでいたのでお互いに刺激となり、異文化交流ができる有意義な活動となりました。
一部参加学生の声
● ロボットの製作に必要なスキルを向上でき、最初はコミュニケーションに問題がありましたが、簡単な単語や絵などを使用し、ミーティングの回数を重ねてコミュニケーションがうまく取れるようになりました。また、日本人の友達ができて楽しかったです。とてもいいプログラムだと思いました。
● 私はこのプログラムにとても満足しています。ロボットの製作の知識やコミュニケーションスキルを身につけることができました。 日本人の友達ができてとてもよかったと思います。
● 自分の言いたいことがなかなか伝わらないことも多くありましたが、その都度ジェスチャーや図などを用いて説明するように心がけました。またKMUTNBの学生から出た軽量化などのアイディアは斬新で、普通の実験では体験できないような経験ができていると感じました。
● しっかりと英語が聞き取れないと、今回のように製作の方針を決める場合など、非常に苦労することを知れました。これまでにない経験だったので、英語の勉強のモチベーションに繋がりました。