更新日:2021.02.01
2021年1月27日、教養教育院FD研修会「COILを通した持続可能性に関する学習-バルト海大学プログラムの事例-」をweb会議システムを用いて開催しました(参加者28名)。バルト海大学プログラムとは、バルト海沿岸地域で組織する持続可能性に関する大学間のプラットフォームです。学生の教育や大学教員向けの研修に取り組んでおり、ICTを有効活用してきました。講師は同プログラムで活躍する、オーボ?アカデミー大学(フィンランド)のセシリア?ルンドバーグ生涯学習センター長に務めていただきました。
講演では、バルト海大学プログラムが行っているFDや学生への教育に対する取り組み、ICTを用いてオンラインで交流を行う手法であるCOIL(Collaborative Online International Learning)の方法論、バルト海大学プログラムで用いられているMoodleの紹介などが行われました。「国際的なチームを組織することの利点は何か」など活発な質疑も行われ、研修後に、参加者からは「有意義であった」との意見が多く寄せられました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、今回のFDは全面的にweb会議システムを用いて行いましたが、逆に海外の大学で活躍する先生と交流する機会となりました。