2020年12月18日~20日、「RoboCup JapanOpen 2020」がオンラインで開催され、生命体工学研究科の学生が中心となって結成している“Hibikino-Musashi@Home”チーム(主指導教員:生命体工学研究科 田向権 准教授)が参加し、2年連続実機リーグW優勝の2冠という快挙を達成しました!!
@ホームリーグは、家庭やオフィスといった、人間の生活空間で人間と協力して働くサービスロボットの性能を評価するリーグです。ロボットには、人間と自然な意思疎通を行い、周辺の環境を認識し、自ら行動を計画し実行するための、高い人工知能の能力が求められます。近年の人工知能の急速な発展に伴い、@ホームリーグはRoboCupの中では最も巨大なリーグとして成長を続けており、また、企業からの注目度も極めて高く、トヨタやソフトバンクのロボットも標準機として採用されています。
Hibikino-Musashi@Homeは、OPL(Open Platform League、自分たちで作ったロボットで出場するリーグ)と、DSPL(Domestic Standard Platform League、TOYOTA HSRで出場する標準機リーグ)、Simulation DSPL(HSRシミュレータ上で競技を行うリーグ)の3リーグへと参戦し、OPLとDSPLでダブル優勝、2年連続実機リーグ2冠という快挙を成し遂げました!また、今年新設されたSimulation DSPLでは準優勝と、実機競技以外でも好成績を収めることができました。さらに、ロボットプレゼンベースの競技(Technical Challenge)ではOPL優勝、DSPL準優勝と、出場した全てのカテゴリにおいて準優勝以上の成績を収めることが出来ました。
本年度はすべての競技がオンラインで行われ、大会の様子はYouTubeでライブ配信されました。
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Hibikino-Musashi@Homeは、近年好成績を収めており、世界の強豪チームとして広く認知されています。今後ますますの活躍にご注目ください。
大会 | 結果 |
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RoboCup JapanOpen 2020 | 優 勝 (OPL、DSPL) 準優勝 (SDSPL) |
RoboCup JapanOpen 2019 | 優 勝 (OPL、DSPL) |
RoboCup 2019 | 3位入賞 (世界大会) |
RoboCup Asia-Pacific 2019 | 準優勝 (世界大会) |
RoboCup 2018 | 優 勝 (世界大会) |
RoboCup JapanOpen 2018 | 優 勝 (OPL)、準優勝 (DSPL) |
World Robot Summit 2018 | 優 勝 (世界大会) |
RoboCup 2017 | 優 勝 (世界大会) |
なお、Hibikino-Musashi@Homeは、創造学習プロジェクト(学生プロジェクト)や、カーロボAI連携大学院より支援を受けております。本学では、同窓会である明専会や企業と連携し、学生グループによる創造的なプロジェクトに対し、その活動を強力にサポートしています。
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