2020年11月25日、本学戸畑キャンパス百周年中村記念館において、『ローカル5G実証事業に関する発表会』を開催しました。
これは、本学と株式会社QTnetが連携して、2020年3月に九州工業大学戸畑キャンパス内に構築したローカル5G環境を利用しスタートを切った実証事業(ユースケース)を紹介する報道機関向けのイベントで、前半で双方の構想や狙い、実証事業の概要などを説明し、後半は屋外に場所を移して個別実証事業のデモンストレーションを行いました。
前半の発表会では、九工大 尾家学長、QTnet岩﨑社長による取り組み紹介を行い、今回来賓としてご参加頂いた九州総合通信局の坂中靖志局長からコメントを頂きました。その後、各担当者から、ローカル5G環境の説明や、個別ユースケースについての概要説明を行いました。
後半は、(1)ローカル5Gによるスマートロボット、(2)視覚障がい者向け 道案内システム、(3)視覚障がい者向け 自立歩行支援システムの3つの実証事業のデモンストレーションを実施しました。また、今回の発表会に合わせて床面積、取扱商品など大幅に拡充しリニューアルオープンした無人店舗con-tech(コンテク)を披露しました。
当日は多くの報道機関のみなさまがご参加頂き、個別実証事業へ大変多くの質問が寄せられるなど、盛会の内に終了し、この模様は、ニュース番組等などの多数のメディアで報道されました。
【今回紹介した実証事業】
● ローカル5Gによるスマートロボット
● 視覚障がい者向け 道案内システム
● 視覚障がい者向け 自立歩行支援システム
● 店舗等食堂混雑状況検知システム
今後もこのローカル5G環境を活用し、学内の研究グループはもちろん広く民間企業との連携も図りながら、社会課題の解決やサービスの創出を目指していきます。
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