2020年10月30日、本学若松キャンパス1階 MACS(マックス)で第14回学長記者懇談会を開催しました。この懇談会は、本学の様々な取り組みを紹介し、様々な報道機関の記者の皆様方と大学(学長)が双方向に意見、情報交換を行うことを目的としています。
まず、尾家祐二 学長より本学の近況についての紹介の後、「九工大の新型コロナウイルス感染症への対応」について説明を行いました。
次に、2018年に開設した本学『スマートライフケア共創工房』が、2020年8月より厚生労働省の「介護ロボットの開発?実証?普及のプラットフォーム」事業のリビングラボとしての活動を開始しており、民間企業等の技術実証の場として活用事例や今後の展望等について、スマートライフケア社会創造ユニット代表の柴田智広教授から実際に実証を行う器具を用いたデモを交えながら紹介しました。
その後、本学が採択されている内閣府交付金事業『革新的ロボットテクノロジーを活用したものづくり企業の生産性革命実現プロジェクト』について-未来のロボット開発を意識した先進的なロボット教育-と題し、本学が実践する特長的な教育プログラムを教育機関としては日本で初めて2020年7月に導入した自律型デリバリーロボット「Relay」を実際にどのように教育に活かして行くのかなどをRelayを動かしながら説明しました。
参加頂いた報道機関の方々からもそれぞれの案件に関し、多くの質問が寄せられ、お互いの理解を深める良い機会となりました。
今回の記者懇談会の内容は以下のとおりです。
1.近況説明、新型コロナウイルス感染症への対応について
2.スマートライフケア共創工房と厚労省「介護ロボットプラットフォーム事業」における役割
3.『革新的ロボットテクノロジーを活用したものづくり企業の生産性革命実現プロジェクト』
--未来のロボット開発を意識した先進的なロボット教育--
4.今後の行事、イベント紹介
今後も、本学の様々な教育や研究の取り組みについて、学長記者懇談会にて発表していく予定です。引き続き、ウェブサイトや広報誌等を通じて広くみなさまに情報を発信していきますので、九州工業大学の活動にご注目ください。
◇詳しい資料などはこちらから(学長室よりの学長記者懇談会へリンク)