更新日:2020.09.28
本学では、2020年4月に新たに環境エネルギー融合研究センター(i-ENERON)を発足させました。
本センターは現在主流の、熱エネルギーから力学的エネルギーとし電気エネルギーへ変換する技術に代わる、光-熱-物質-電気エネルギー直接変換技術の研究に学術的に取り組み、「もの」から「エネルギー」創りへシフトしていく社会に貢献する技術を開発していきます。
2020年9月24日、第2回環境エネルギー融合研究センター(i-ENERON)ウェビナーを開催しました。産業技術総合研究所ゼロエミッション国際共同研究センター首席研究員である佐山和弘氏に、「人工光合成の実用化への展望」と題して講演いただき、70名を超える参加がありました。
佐山先生には、これまでの人工光合成技術が注力していた、水素などのエネルギー材料の創出という枠を超えて、様々な有益化学物質を生み出す技術として人工光合成技術を再定義するとともに、その実用化への道筋についてお話いただきました。
これからもi-ENERONセンターは国内外問わず積極的な連携のもと世界に貢献するエネルギー研究を推進します。
- 環境エネルギー融合研究センター(i-ENERON)のHPはこちら。