更新日:2020.06.15
本学大学院情報工学研究院 生命化学情報工学研究系の青木俊介教授、坂本寛教授、平順一助教、Francois Berenger研究員、および大学院工学研究院 物質工学研究系の北村充教授らのグループの論文が学術雑誌「Journal of Antibiotics (Nature Publishing Group)」6月号のHighlighted Articleに選出されました。
本論文は、同グループが以前同定した抗結核薬剤の改良(構造活性相関研究)に関するものです。従来、薬剤の改良は多くの実験をもとに試行錯誤を繰り返して行われてきましたが、本論文では薬剤の改良にドッキングシミュレーションを適用し、大幅な効率的を達成したことが評価されました。
論 文 :「Improvement of the novel inhibitor for Mycobacterium enoyl-acyl carrier protein reductase (InhA): a structure–activity relationship study of KES4 assisted by in silico structure-based drug screening」
共著者 : 青木俊介(大学院情報工学研究院 生命化学情報工学研究系 教授)
坂本寛 (同 教授)
平順一 (同 助教)
Francois Berenger(同 研究員)
北村充 (大学院工学研究院 物質工学研究系 教授)
掲載誌 :The Journal of Antibiotics volume 73, pages372–381(2020)
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