2019年10月9日(水)~10月15日(火)、大丸(福岡天神店)において、デパートと工業大学という異色のコラボイベントを開催しました。
九工大の”最新式”研究者を紹介する『KYUTECH LAB』と題したパネル展示をはじめ、10月12日(土)には、大丸(福岡天神店)パサージュ広場において、「サイエンスカフェ」、「衛星開発プロジェクトによる活動発表」を、13日(日)には、「昆虫型ロボットを使ったプログラミング教室」を実施しました。
サイエンスカフェとは、堅苦しいシンポジウムや学会などではなく、町中などで気軽にコーヒーを片手に科学を語り、学ぶ場で世界でも注目されている活動です。当日は、台風19号による強風のなかでのイベントとなりましたが、事前申し込みいただいた方々だけでなく、通りがかりの方々も多数、足を止めて講師の話に聞き入っていました。
①「IoT社会を支える半導体とは ~身近な材料で新しい半導体を作る~」
情報工学研究院 物理情報工学研究系 教授 寺井慶和
②「海中ロボットが照らす深海の世界!深海探査って何?」
若手研究者フロンティア研究アカデミー 助教 西田祐也
本学の学生プロジェクトチーム「衛星開発プロジェクト」の発表では、プロジェクトリーダーの大谷將壽さん(工学部総合システム工学科3年)から、九工大の人工衛星開発の取り組みや、現在、衛星開発プロジェクトで開発を進めている超小型人工衛星「ふたば」の概要、現在、絶賛ご支援受付中のクラウドファンディングのことなどについて説明があり、多くの質問や、励ましの声が寄せられました。
- 衛星開発プロジェクトによるクラウドファンディングのご支援は、こちら。
10月13日(日)に実施された「昆虫型ロボットを使ったプログラミング教室」では、事前申し込みいただいた小学5-6年生が参加し、プログラミング言語「スクラッチ」を用いたプログラミングに挑戦しました。パソコン上でプログラミングを作成し、それを昆虫(クワガタ)型ロボットに無線送信し、実際にロボット動作すると歓声が上がるなど、自分がプログラミングしたとおりにロボットを動かす面白さを体感したようでした。
九州工業大学は今後も、さまざまな分野のみなさまと連携し、より一層、教育研究の取り組みを活性化させていきます。