更新日:2019.04.04
2019年3月26日(火)、男女共同参画推進室では、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」第2回ダイバーシティ推進シンポジウムを下記の通り開催し、学内外から全41名の参加がありました。
まずは尾家学長より開会挨拶があり、次に文部科学省科学技術?学術政策局人材政策課課長補佐の河原卓氏よりご挨拶を頂いた後、安河内副学長(男女共同参画?社会連携担当)より本学における本事業経過報告が行われました。
そして、引き続き、日本大学薬学部薬学研究所上席研究員の大坪久子氏より「無意識のバイアスとあなたの未来」、また岩手大学男女共同参画推進室准教授の堀久美氏より「岩手大学における男女共同参画推進-女性研究者支援と「無意識のバイアス」克服を中心に-」というテーマでご講演をいただきました。
後半のパネルディスカッションでは「女性研究者の上位職への昇任?登用を進めるために-「無意識のバイアス」の克服に向けて-」をテーマに、ご講演頂いた2名の先生方に加え、神戸大学名誉教授?京都教育大学監事の朴木佳緒留氏、電気通信大学副学長(研究担当)男女共同参画?ダイバーシティ戦略室長の由良憲二氏をお迎えし、それぞれの立場から、経験に基づいた説明や事例など、大変具体的で参考になる意見交換が行われました。
質疑応答の時間では、「無意識のバイアス」に関する研究内容等が日本に導入されるまでのお話や、各先生方の長年にわたる男女共同参画に関するご対応?思いについてのお話もあり、今後の男女共同参画事業を推進するうえで様々なヒントを頂けた非常に充実したシンポジウムとなりました。