更新日:2019.03.25
2019年3月8日(金)、本学3キャンパスから15か国40名の留学生が参加して、実地見学旅行を実施しました。今年度は、身近な日本の自然や技術、文化に触れてもらうことを目的に福岡県と山口県を結ぶ関門エリアを訪れました。
まず訪れたのは、関門海峡を見渡せる和布刈公園第2展望台、次に世界でも珍しい海底トンネル人道を対岸の下関側まで歩き、横断記念としてTOPPA記念証が与えられました。車中では、源平合戦の最終地である壇ノ浦や海底トンネルの歴史に関する説明の他、通る船の数や潮流、海峡ゆめタワーの高さなどについてクイズを実施したところ、積極的に回答が挙がりました。赤間神宮を訪れた際には、耳なし芳一の怪談噺に興味を示した学生が多く、熱心に像を観ている姿も見られました。最後に訪れた海峡ゆめタワーでは、関門の街並みだけでなく、海峡、巌流島、瀬戸内海、響灘を360度見渡し、景色を堪能することができました。帰りは、関門汽船に乗船し、門司港へ渡りました。
この実地見学を通して、留学生自身が生活する地域の地理、歴史、そして文化を深く学ぶことができ、さらにキャンパスが異なる留学生同士の交流を図るよい機会となりました。