2019年1月25日(金)~26日(土)、奄美サンプラザホテル(鹿児島県奄美市)において、電気学会の合同研究発表会が開催されました。はじめての奄美市で開催された今回の学会は、同市出身の本学大学院工学府 電気電子工学専攻 博士前期課程2年 久保智洋さんが、「地元の自然や文化を多くの人に知ってほしい」と主催者の電気学会に依頼して実現したものです。
当日は、電気に携わる企業や大学、研究者などの参加があり、延べ55名の参加があり、誘電?絶縁材料?プラズマ?パルスパワー、高電圧に関する31件の研究成果が発表されました。また、本学からも、久保智洋さんをはじめ5名の学生が論文発表を行いました。
初日に論文発表を行った久保さんは「準備は大変だったが、奄美を知ってもらうきっかけになった。将来は電力関係の仕事で島に恩返しをしたい」と話していました。
発表者 : 久保智洋(大学院工学府 電気電子工学専攻 博士前期課程2年)
講演題目 : インパルス電圧の立ち上り時間がエナメル線ツイストペア試料の部分放電特性に及ぼす影響
発表者 : 吉積弘将(大学院工学府 電気電子工学専攻 博士前期課程2年)
講演題目 : 過渡接地電圧検出によるバスダクトのオンライン部分放電モニタリング
発表者 : 益田聖也(大学院工学府 電気電子工学専攻 博士前期課程2年)
講演題目 : コンデンサ型油入ブッシングの絶縁診断のための部分放電放射電磁波伝搬解析
発表者 : 真木洵耶(大学院工学府 電気電子工学専攻 博士前期課程2年)
講演題目 : パワーモジュール内部の電磁波伝搬特性を考慮した高精度部分放電位置標定
発表者 : 大久保祐輔(大学院工学府 電気電子工学専攻 博士前期課程2年)
講演題目 : 炭化水素系熱硬化性樹脂の電気絶縁特性に及ぼすフラーレン添加の影響
◇南海日日新聞(2019.1.27朝刊)に掲載されました