2019年1月31日(木)、本学戸畑キャンパス鳳龍会館にて、第9回学長記者懇談会を開催しました。この懇談会は、本学の様々な取り組みを紹介し、記者の皆様方と大学(学長)が双方向に意見、情報交換を行うことを目的としています。
まず、尾家学長より「キャンパス全面禁煙宣言」、「無人店舗の実証実験」などの九工大の近況について説明の後、本学が他大学の協力を得て主導的に開始した取り組み「教育職員評価資料の標準化」(異なる分野間での論文の評価を標準化しそれを教員評価へも繋げていく取り組み)について、横野理事、安永副学長から発表を行いました。また、本学若手研究者フロンティア研究アカデミーの西田祐也助教が共同代表の一人として名を連ねる「Team KUROSHIO」の発表では、記者の方々から多くの質問を頂き、関心の高さがうかがえました。
その後、今回のメイントピックスとして、学生の自主的な課外活動である「学生プロジェクト」をピックアップし、学生の取り組み状況から今後の展開など、デモも交えながらの発表を行いました。「Kyutech Underwater Robotics」チームの水中ロボット実機には記者の方々から多くの関心が寄せられ、また、「DSPシステム部」チームのETロボコンのデモンストレーションでは、見事に課題を解決し、多くの歓声が上がりました。
今回の記者会見の内容は以下のとおりです。
1.近況説明 (尾家祐二 学長)
2.教育職員評価指標の標準化 ~研究分野を超えた公平な評価を目指して~
(横野照尚 理事?副学長(国際?評価担当)、安永卓生 副学長(入試?広報担当)、IR室長)
3.Team KUROSHIOによる国際コンペ「Shell Ocean Discovery XPRIZE」への挑戦
(若手研究者フロンティア研究アカデミー 助教 西田祐也)
4.学生プロジェクトの紹介 (赤星保浩 副学長(学生?附属図書館担当))
(1) 『Kyutech Underwater Robotics』
(極限環境での活動を目標とした多機能水中ロボットの開発)
(2) 『DSPシステム部』
(ETロボコンを通し、世界をリードする組込みシステム技術者を目指す)
5.今後の行事、イベントの紹介 (尾家祐二 学長)
今後も、本学の様々な教育や研究の取り組みについて、学長記者懇談会にて発表していく予定です。引き続き、ウェブサイトや広報誌等を通じて広くみなさまに情報を発信していきますので、九州工業大学の活動にご注目ください。
◇詳しい資料などはこちらから(学長室よりの学長記者懇談会へリンク)