更新日:2018.10.03
本学工学府博士課程 井上創造研究室所属の松木萌さんが、「行動認識におけるZero-shot学習法の提案」という研究課題において、「戦略的創造研究推進事業 ACT-I」に採択されました。これは、九州工業大学の学生として初めての快挙です。
ACT-Iは、「急速に高度化?複雑化が進む人工知能基盤技術を用いて多種膨大な情報の利活用を可能とする統合技術の創出」を目的としたJSTの戦略創造研究推進事業の一つであり、35歳以下の未来を切り拓く気概を持つ若手研究者を支援する制度のことです。今年度は国内で30名(内13名が学生)の研究者が採択されています。
今後は、センサデータから人の行動を認識する技術のデータ収集問題を解決するために、学習データに存在しない新規の行動を推定することを目的とした研究について、1年半の支援を受け研究を進めてまいります。