更新日:2018.10.03
本学大学院情報工学研究院 生命情報工学研究系 研究員の飯田 緑博士が、平成30年9月11(火)~12日(水)で開催された第24回日本環境毒性学会研究発表会において、若手奨励賞を受賞しました。
受賞対象となった発表は「環境汚染物質とヒト疾患の関連性評価」です。これまで、環境汚染物質がヒトの健康に与える影響の評価は、発症メカニズムや化学物質の作用機序が複雑であることから、一般に困難でしたが、この研究では、複雑ネットワーク分析の手法を用いて、環境化学物質がヒトの生体分子ネットワークや疾患に与える影響を定量的に評価することを可能にし、環境汚染物質の健康影響評価に新しい視点を与えました。