更新日:2018.03.19
今年度、男女共同参画推進室が実施した全職員を対象としたアンケート調査から、介護問題は重要課題であることが明らかになりました。その結果を踏まえ、本学に介護問題のスペシャリストである、パーソナルケア株式会社事業本部長 木村周吾氏と同社スマートライフ事業部開発課課長 秋山恒夫氏をお招きし、セミナーを開催しました。
講師の木村氏は、介護に向き合わなくてはならない人たちへのメッセージとして、仕事を辞めても負担が軽くなるわけではないので仕事は辞めないほうが良いこと、早めに専門職の力を借りることが重要であることをお話しされました。また、仕事と介護を両立するポイントとして、地域包括支援センターへの相談、ケアマネージャーの選び方、介護保険サービスの利用方法等についても解説されました。
続く秋山氏は、認知症について話され、早期発見をすれば症状を抑えることもできるため、認知症を見極めるための具体的な諸症状および認知症予防法として、食事?運動?コミュニケーションの大切さをお話しされました。どの参加者も真剣にセミナーを受講し、介護問題?対処方法について学ぶことができました。なお、希望者はセミナー後、個別相談の時間をもつことができました。