更新日:2017.09.25
本学の工学部電気電子工学科松本研究室とと生命体工学研究科安部研究室が日経エレクトロニクス『NEパワーエレクトロニクスアワード』最優秀賞候補にノミネートされ、その研究内容が日経エレクトロニクスに掲載されました。
大学院工学研究院 電気電子工学研究系 松本聡教授と、大学院生命体工学研究科 生体機能応用工学専攻 安部征哉准教授は、電源の究極的な小型化?高効率化に向けて、「PowerSoC」*を3次元?並列化する技術を考案するとともにその関連技術を開発しました。
Si技術ににより作製されたSi-LSI、電源制御回路、ゲートドライバーICとGaNパワーデバイスやインダクターなどを縦方向に積層する「3D Stack PowerSoC」を考案しました。また、関連技術として高周波で動作するGaNパワーデバイス用ゲートドライバーICを開発するとともに新しいデジタル電源制御方式により電源の出力安定化の制御方式を一新しました。
本研究成果が、日経エレクトロニクス『NEパワーエレクトロニクスアワード』最優秀賞候補としてノミネートされました(全国で6件のみ)。審査員による審査と読者による投票で最優秀賞が決定されます。
本内容は、日経エレクトロニクス10月号と日経オンラインテクノロジーオンラインでweb公開されています。
*Power Supply on Chip パワーデバイス、制御?駆動回路、パッシッブ部品を1チップに集積した集積化電源
◇研究の詳細はこちらをご参照ください。 (発表ポスター)