平成29年9月1日(金)、福岡県庁にて、本学の生命体工学研究科 田向 権准教授が率いる学生チーム『Hibikino-Musashi@Home』がRoboCup2017の優勝報告を行いました。
『Hibikino Musashi@Home』は平成29年7月に名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催された、ロボットの性能を競う世界大会「RoboCup 2017」において、生活支援ロボットの性能を競う@HOME Leagueに参加し、TOYOTA HSRを用いる標準リーグDomestic Standard Platform League にて“優勝”、自作ロボットを用いるOpen Platform Leagueにおいても“世界5位”という好成績を収めました。
今回、福岡県庁に優勝を果たしたロボット(TOYOTA HSR)でのデモも行い、服部 誠太郎福岡県副知事からはロボットに関する様々なご質問を頂き、来年は是非、二連覇のご報告をとの激励を賜りました。
『Hibikino-Musashi@Home』は、生命体工学研究科の複数の研究室から学生が集まって結成された学生サークルチームであり、各研究室の様々な研究成果をロボットへと集結することで未来の生活支援ロボットの研究開発を行っています。また、同チームは、九州工業大学?明専会学生創造学習支援プロジェクト『安川電機プロジェクト』や、連携大学院インテリジェントカー?ロボティクスコース(カーロボ連携大学院)より支援を受けております。本学では、同窓会である明専会や企業と連携し、学生グループによる創造的なプロジェクトに対し、その活動を強力にサポートしています。
なお、TOYOTA HSRは、本学大学院生命体工学研究科の研究グループ(田向准教授含む)が、トヨタ自動車(株)との共同研究に用いているものです。