更新日:2017.05.10
宇宙環境技術ラボラトリーが平成24年度から取り組んできました宇宙機帯電の最悪プラズマ環境の国際標準、ISO-19923 “Space environment (natural and artificial) -- Plasma environments for generation of worst case electrical potential differences for spacecraft” が、平成29年5月1日締め切りの最終投票にて承認され、国際標準化機構(International Standard Organization)の正式な国際規格として成立することとなりました。
規格制定には、同ラボラトリーの豊田准教授がプロジェクトリーダーとなり、趙教授をはじめとし、アメリカ、ロシア、中国の帯電放電の専門家による国際チームを組んであたりました。これにより、より安全な人工衛星の設計に貢献することが期待されます。
本規格の成立にあたり多大なるご支援をいただきました関係諸機関様に、深く感謝いたします。