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本学教員がボランティアで理事長を務めるNPO法人が「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」を受賞しました。

更新日:2016.10.17

 本学生命体工学研究科 白井義人教授がボランティアで理事長を務めるNPO法人「こすみんず」は、平成28年度「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」を受賞しました。
 「こすみんず」は、飯塚市を拠点に飯塚市役所、障がい者授産施設竜王の里(飯塚市高田)と協働し、長年にわたって飯塚市民から廃食用油を回収する活動を続けてきました。竜王の里の知的障がい者が地域で集まった廃油を施設に持ち帰り、彼ら自身がバイオディーゼルに作り変え、それを飯塚市役所が買ったパッカー車に使うというシステムを構築し、1年間でタンクローリー1台分以上のバイオディーゼルを市に提供しています。この結果、遠賀川の汚れの原因になっている家庭排水の汚染度を下げることができ、また、市民も廃油の回収システムがあることにより油処理費を掛ける必要がなくなりました。障がい者に職を与え、市役所は竜王の里から市価より安いバイオディーゼルを得ることができ、みんなが得をする仕組みができました。今回はこの功績を認められての受賞となりました。
 授賞式は平成28年10月20日(木)に徳島文理大学 アカンサスホールにて行われる予定です。


バイオディーゼル精製現場

I LOVE 遠賀川での廃食用油の回収


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