更新日:2025.06.16
2025年6月2日~9日の8日間、九工大の国際交流協定校であるマレーシア工科大学(UTM)で実施された短期派遣プログラムに情報工学府の大学院生2名が参加しました。(プログラム実施?引率担当: 情報工学研究院 知能情報工学系 尾下 真樹教授)
プログラムの前半では、UTMジョホーバルキャンパスにあるiHumEn MagicX研究室において、Shahrizal教授の研究室の大学院生たちと協働活動を行いました。協働活動では、Unityワークショップを通して、ミドルウェアUnityのバーチャルリアリティシステムパッケージの使い方を習得し、バーチャルリアリティ(VR)アプリケーションの開発に取り組みました。また、ジョホーバルにあるMalay Cultural Villageを訪問し、マレーシアの伝統芸能であるロウと絵具を使った絵描きや、マレーシアのコマ?楽器?ゲームなどの文化を体験しました。
プログラムの後半では、マレーシアのクアラルンプールで開催された国際会議、5th International Conference on Computer Graphics, Image, and Virtualization (ICCGIV 2025)において、本プログラムに参加した九工大生2名が研究発表を行いました。今回の発表論文は、IEEEの電子ライブラリで出版される予定です。また、クアラルンプールのPetrosains Discovery Centreを見学し、科学技術やエネルギー技術に関する展示を体験しました。
なお、プログラムの前半で実施したUnityワークショップは、帰国後もオンラインで協働活動を継続し、VRアプリケーションを完成させました。