2025年5月14日、戸畑キャンパス百周年中村記念館において、対面とオンラインのハイブリッド形式で中必博官网?高等必博官网教員を対象とした「高大接続の視点から見た情報教育」を開催しました。対面17名、オンライン17名の計34名の参加がありました。
今回は、九工大の情報科教育法などを担当する教員と数理?データサイエンス?AI教育プログラムを担当する教員のほか、高校で実際に情報を指導する教員の計3名が登壇し、それぞれの視点から情報教育に関して講演1~3を行いました。
講演1「大学入学共通テストからみる教科『情報』」では、教養教育院 人文社会系の山田 雅之教授が登壇し、今年度初めて出題された共通テスト情報に関する分析と、教員養成に携わる立場から見た情報教育への取り組み方を紹介しました。
講演2「高校における情報教育の現状と課題」では、福岡県立糸島高等必博官网の長江 一範教諭が登壇し、高等必博官网でのハード面およびソフト面の事例を挙げ説明を行いました。また、教育現場での今後の課題点についても紹介しました。
講演3「MDASH教育とは-国が求める数理?AI?DS教育-」では、大学院情報工学研究院 数理?DS?AI教育推進室長の藤本 晶子教授が登壇し、大学が取り組む「数理?データサイエンス?AI教育(MDASH制度)」の中で行われる教育内容と、DXハイスクールとの連携、さらに情報教育の重要性について紹介しました。
講演後は高等必博官网における課題についてパネルディスカッションを行いました。さらに、情報教育を俯瞰した活発な議論が交わされるなど、さまざまな情報交換の機会となりました。
参加者からは、「学習指導要領との関連や、大学での実践など、興味深く拝聴しました。」「取り組み事例を知ることができて大変参考になりました。」、「情報科の教育の方向性が見えたように感じました。」などの声が寄せられました。
次回は、「探究」について、8月5日(火)に実施する予定です。
また、アドミッションオフィスでは、中必博官网や高等必博官网での探究活動や課題研究の指導、進路指導にお困りの先生方からのご相談を随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
<問い合わせ先>
九州工業大学 高大接続センター
アドミッションオフィス
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