更新日:2025.04.18
2025年4月16日、飯塚キャンパスのポルト棟において、企業課題説明会を開催しました。この説明会は、九工大の学生ボランティアサークル「地球っ子ネットワーク」と飯塚市内の企業が連携し、地域の中小企業が抱える課題を学生が理解することで、地域貢献につながるボランティア活動の可能性を探ることを目的としています。
当日は、株式会社ワーキングハセガワ、株式会社ヒイズル、社会福祉法人幸樹会 潤野こども園、タカハ機工株式会社の4社が参加しました。各企業からは事業内容や直面している課題、学生に期待する支援について説明が行われました。その後、学生たちは関心を持つ企業ごとにグループに分かれ、質疑応答を通して意見交換を行い、課題に対する理解を深めました。
参加した学生からは「地域の現場で自分の力を試してみたい」「中小企業のリアルな課題を知ることができた」といった前向きな声が多く聞かれました。また、飯塚市役所産学振興課の方々も参加し、自治体、大学、企業が連携する地域共創の取り組みとしても注目を集める、大変有意義な会となりました。
その他、新たに運用がスタートした九工大会員制度についても企業の皆さんにご案内し、今後の継続的な連携につながる機会となりました。情報工学部では、2025年度から「社会連携教育推進室」を設置し、学生と地域企業を結ぶ活動を強化していきます。今後も、学生の自発的な取り組みを支援し、地域社会とともに歩む大学を目指してまいります。