更新日:2025.02.06
九工大は科学技術振興機構公募事業『さくらサイエンスプログラム』に採択され(担当: 大学院生命体工学研究科生体機能応用工学専攻 池野慎也准教授)、2025年1月5日~25日の3週間、「水環境汚染物質の高感度検出センサ開発を目指した機能分子に関する国際共同研究」 というテーマで、マレーシアの3大学から計8名の研究者と学生を招へいし、国際共同研究交流を実施しました。
今回は、マレーシアプトラ大学(UPM)から若手の教員2名、マレーシアサインズ大学(USM)からは教員1名と大学院生2名、マレーシアイスラム科学大学(USIM)からは教員1名と大学院生2名が参加し、共同研究を通じて国際的な学術交流を深めました。
本事業では、共同研究、異文化交流の体験を通しての研究討論、研究施設見学、研究発表会、さらには九工大の若松?飯塚キャンパスでの研究室見学など、多岐にわたる活動を行いました。なかでも、兵庫県神戸市の理化学研究所神戸キャンパスや播磨科学公園都市内に位置する大型放射光施設SPring-8での見学は、参加者にとって最先端の研究施設を体験する貴重な機会となりました。一連の活動を通じて、学生同士の交流が深まり、互いの研究環境や文化の違いを直接体験することで、学術的な視野が広がる有意義な機会となりました。今後も、大学間の連携をさらに強化し、国際共同研究の発展に貢献していきます。