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宇宙?衛星開発アントレプレナーシップ教育プログラム「Space Business Bootcamp」を開催しました

更新日:2024.10.07

九州工業大学は、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)による支援を受け、高校生などへアントレプレナーシップ教育を展開しています。

2024年9月22日~23日の2日間、戸畑キャンパスにおいて、宇宙?衛星開発アントレプレナーシップ教育プログラム「Space Business Bootcamp」を開催し、中学生?高校生25名が参加しました。

●宇宙開発を知る
九工大の教員による宇宙に関する講義や、大学内の人工衛星の開発?試験現場の見学を行いました。九工大生が案内を行い、参加者は実際の宇宙分野の現場を目の当たりにし、目を輝かせながら質問する場面が印象的でした。その後は、超小型人工衛星について学ぶワークショップを実施しました。

プログラミングトイで超小型人工衛星を模したモデルを作り、実際の人工衛星開発現場のように手を動かしながらチームで協力してミッションにチャレンジしました。このプログラムを通して、参加者は、ものを作って動かし、うまくいかない時はどこに問題があるのか?どう改善するか?を考えるプロセスを体験し、この日初めて出会った参加者同士、意見を出し合いながらお互いの距離を縮めていきました。

●月面移住ワークショップ
"人類が月に移住することを想定し、生活に必要なサービスやプロダクト(製品)を考える"ワークショップを2日間通して行いました。普段過ごしている地球とは違う「月」という環境で、新しい価値を生み出すことにチャレンジしました。

誰に、どんな価値を提供するのか?それによって誰が喜び、誰の困りごとが解消されるのか?こうしたポイントをチームで意見をまとめたり、相手に分かるように言葉で伝えたりすることの難しさを経験しながらも、プロトタイプ(試作品)を作り、プレゼンテーションに臨みました。

参加した生徒たちからは、「出された問題を解くだけではなく、自分で考えて課題を見つけられるようになりたい」、「初対面の人と何かをする経験がなく不安だったが、たくさんコミュニケーションを取りチャレンジすることが楽しかった」などの声が寄せられました。

九工大では今後も、小?中?高校生などを対象としたアントレプレナーシップ教育プログラムを企画中です。準備が整い次第、九工大HPやTwitter(X)で参加者募集のお知らせをしますので、ぜひフォローをお願いします!


  • 九工大公式X(旧Twitter)はこちら

人工衛星の開発現場を見学

人工衛星の開発現場を見学


大学院工学研究院宇宙システム工学研究系の北村健太郎教授による講義の様子

大学院工学研究院宇宙システム工学研究系の北村健太郎教授による講義の様子


九工大の大学院生による施設案内

九工大の大学院生による施設案内


プログラミングトイを使ったワークショップ

プログラミングトイを使ったワークショップ


「月面移住ワークショップ」プレゼンテーションの様子

「月面移住ワークショップ」プレゼンテーションの様子


中学生?高校生の参加者

中学生?高校生の参加者


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