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本学教員が第21回毒性評価国際シンポジウムにおいて若手ポスター賞を受賞しました

更新日:2024.09.18

2024年8月25日~30日の6日間、福岡リーセントホテルにおいて、第21回毒性評価国際シンポジウム(ISTA21)が開催され、大学院情報工学研究院物理情報工学研究系の飯田 緑准教授が若手ポスター賞を受賞しました。

本賞は、優れた研究をおこなった40歳以下の若手研究者に贈られます。

ペルフルオロアルキル物質(PFAS)は、広く使われている人工的な化学物質で、環境に残りやすく、癌などの健康問題と関係していることが疑われています。しかし、ほとんどのPFASがどのように作用するのかはまだわかっていません。そこで本研究では、体の中にあるタンパク質の相互作用を見ることで、どのようなPFASがどのような作用を持つのかを予測する計算技術を開発しました。体の中での化学物質の作用を調べるにはたくさんの動物実験が必要ですが、本研究により、動物実験をしなくても体の中にあるタンパク質の相互作用からPFASの作用を調べることができるようになりました。その新規性と重要性が評価され、受賞に至りました。

【受賞対象】

受賞者 飯田 緑(大学院情報工学研究院物理情報工学研究系 准教授)
発表題目 Network-based Approach to Exploring Mechanisms of Action for PFAS
(ネットワーク生物学の観点から PFAS の MOA を探索する)



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