更新日:2024.04.04
2024年3月29日、戸畑キャンパス鳳龍会館において、女子学生サポート&エンカレッジコミュニティ”W for W Kyutech”*が、「第4回MIRAIの工学女子セミナー」を開催しました。
他分野?多学年の学生が参加し、和やかな雰囲気で女性教員や職員と交流しました。ミニ講演会では、大学院工学研究院建設社会工学研究系の須藤朋美助教より「子どもの自然遊びからMIRAIを考える」と題して、自然を守り、育てるための研究活動や研究職を目指したきっかけや自身のライフイベントの経験についての講演がありました。
また、須藤助教はノルウェーの大学での研究歴もあり、ノルウェーの人々の自然と活用の仕方や子ども達の森のあそび場についてのお話に加え、多様な年齢の大学生がいること、育児しながら勉学に励む男性がいるなど、海外研究機関の多様性についても説明がありました。
講演後は教員から「女子学生が資格取得を勧められることについてどう思うか?」といった質問もあり、女性がライフイベントで仕事を中断することが前提になっていないかなどの議論がありました。
ミニ講演終了後に、イベントに登壇する学生たちと今後の準備や役割分担、高校生に対する効果的な周知方法についてなどについて話し合いました。5月18日には、戸畑キャンパスにおいて、中高生?保護者向けのイベント「MIRAIの女子工学シンポジウム」を開催予定です。ぜひお友達、ご家族と一緒にお越しください。
※”W for W Kyutech”とは、九工大の女子学生を応援したい教職員のコミュニティです。
W for W Kyutechでは、理系?工学系の魅力発信や女性の自分らしい生き方を応援する取組みをしています。活動の詳細はWebサイトをご覧ください。