更新日:2024.03.08
2024年2月28日、学生交流プログラムのため戸畑キャンパスを訪問中しているマレーシアのマラ工科大学(UiTM)の学生13名と九工大生6名との交流イベントを実施しました。このイベントは、工学部機械知能工学科2年の仲野正馬さんと工学部宇宙システム工学科2年の内山絢登さん、および工学部マテリアル工学科2年の赤塚亮太さんの3名によって企画されました。
はじめに、双方の学生が積極的かつフレンドリーに交流できることを狙って、簡単な日本の遊びである「ゆびすま」と「おはじき」を紹介しました。どちらも日本ではお馴染みの内容ですが、相手の出方や心理を伺う「ゆびすま」が特にUiTM学生に受けて予想以上に盛り上がりました。
次に、4チームに分かれて、2種類の画用紙を用いて橋とタワーを製作し、それらの長さと高さの合計を競う工作を実施しました。使用する材料の分量や時間配分、橋やタワーの形状は各チームが話し合って決めることにし、時間内でタスクを進めるためにはしっかりコミュニケーションを行う必要がありました。各々が持つ工学の知識を用いて真剣に議論している場面や、それぞれが役割分担の下で製作活動に取り組む姿がみられ、目的とした積極的な交流は自然と達成できていた様子でした。
優勝チームを決める際に、出来上がったタワーと橋の長さを測定する場面は大いに盛り上がりました。
今回の経験から、企画を担当した学生達は、ルールを伝えるにはスライドを用いた説明より実演する方が効果的であることなどを学ぶことができました。