2023年11月12日、飯塚キャンパスアゴラ棟で開催された、第12回 e-ZUKAスマートアプリコンテスト2023において、大学院情報工学府 情報創成工学専攻 博士前期課程2年の島村優希さんがトーマスラボ賞(企業賞)を受賞しました。
4年ぶりの対面開催となった今回の募集テーマは、『No Limit!暮らしを豊かにするスマートアプリ』で、No Limit=「限界ない」の意味があり、これまでにない面白い発想の開発(提案)の応募が期待されました。
当日は、69件のエントリーの中から1次審査を通過した10チームのみが、6分間のプレゼンテーションと5分間の質疑応答を行った後、デモブースでアプリの実演を行い、アプリのアイデア?技術力を審査員にアピールしました。審査委員はオンライン参加も含め20名程度おり、様々な視点でアプリが評価され、グランプリ?飯塚市長賞?14個の協賛企業賞が選ばれます。
島村さんは「フォント変化で感情を伝えるメールアプリ「EmoEditor」」で本コンテストに応募しました。電子テキストを用いたコミュニケーションは、メールや SNS など様々な場面で行われていますが、電子テキストでは感情が伝わりにくいという問題があります。そこで本アプリでは、フォントの変化を利用して感情を表現することを提案しています。文章だと感情が伝わりにくい事は職場の人間関係に直結する問題であり、それに対する解決策としてのアイデアが評価されたものだと思われます。
さらに、e-ZUKAスマートアプリコンテストから1件ほど選ばれる、福岡県ITスタートアップビジネス大賞2024の最終審査会への出場権(福岡県Ruby?コンテンツビジネス振興会議賞)も獲得しました。
福岡県ITスタートアップビジネス大賞2024は、2024年2月7日にアクロス福岡で開催されます。
島村さんの活躍にご期待ください!
【受賞対象】
受賞 | トーマスラボ賞 福岡県Ruby?コンテンツビジネス振興会議賞 |
受賞者 | 島村優希(大学院情報工学府 情報創成工学専攻 博士前期課程2年) |
アプリタイトル | フォント変化で感情を伝えるメールアプリ「EmoEditor」 |
指導教員 | 新見道治(大学院情報工学研究院知能情報工学研究系 准教授) |