学生フォーミュラチーム「KIT-Formula」が学生フォーミュラ日本大会2023に出場しました

更新日:2023.09.08

2023年8月28日?9月2日の6日間、静岡県のエコパ(小笠山総合運動公園)で(社)自動車技術会主催による「学生フォーミュラ日本大会2023」が行われ、学生フォーミュラチーム「KIT-Formula」が出場しました。今年からはコロナによる制限が撤廃され、海外からのエントリーも再開しました。

今年の九工大チームは、早い段階でシェイクダウン(完成したレーシングカーの初めての走行)し、何度も試走を繰り返して、不具合を十分出し尽くした状態で大会に臨みました。大会1日目は、技術車検が行われトップで通過できました。また、騒音チェックはやり直しとなりましたが、大会2日目の午前中には全ての車検を終えることができ、大会3日目から始まる動的競技に余裕を持って進むことができました。

大会3日目からは、動的競技と呼ばれる「アクセラレーション」「スキッドパッド」「オートクロス」「エンデュランス」が行われました。「アクセラレーション」が5位、「スキッドパッド」が12位、「オートクロス」が13位となり、最終競技のエンデュランスの走行順(オートクロスの順位で決定)で、久しぶりに最終日(5日目)のAクラスで走ることができました。この日は猛暑の中、明専会の高原会長をはじめOB7名が応援に駆けつけてくださいました。

静的競技の結果は、「コスト」が1位と僅差で2位となり、過去最高の順位でした。次に「デザイン(設計)」は14位でした。静的競技では合わせて、過去2番目の点数となる200点越えの結果でした。
そして最終日の「エンデュランス」では、最終ラップでガス欠寸前かと思われるような走行でしたが無事完走し、15位となりました。しかし、残念ながら走行後の騒音チェックがNGとなり今回ペナルティーを受けることになりましたが、最終的に総合順位は12位と過去3番目の成績になりました。

2006年からエコパで行われた「学生フォーミュラ日本大会」は、来年より中部国際空港の愛知県国際展示場で行われます。
今後とも学生フォーミュラ「KIT-Formula」へ、変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。