更新日:2015.12.10
平成27年11月20日(金)、北九州市小倉南区の平尾台自然の郷にて、本学の宇宙システム研究室が、有翼ロケット実験機の飛行実験を実施しました。
宇宙システム研究室では、平成17年より、再使用型の小型有翼ロケット実験機(WIRES)の開発と飛行実験を行っています。
今回の実験は、平成25年6月28日の打ち上げおよび平成26年12月2日の地上燃焼実験時の不具合を見直し、再設計した実験機によるもので、予定の軌道ははずれたものの自律飛行にほぼ成功し、機体を無事回収することができました。
今後は、今回の飛行データを分析した上で回収した機体を改良し、平成28年春以降に再び飛行実験を行う予定です。また、並行して、平成30年に米国テキサス州での打ち上げを目指す有翼ロケット実験機の設計も開始しています。