更新日:2015.10.06
平成27年10月1日(木)、ロボティクス分野で権威ある国際会議 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS) にて、本学大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻の 柴田 智広 教授と大学院生命体工学研究科特別研究学生のNishanth Kogantiさんが、ICROS Award for IROS2015 Best Application Paper Awardを受賞しました。
下記の授賞対象となった論文は近年、柴田教授が主導し、奈良先端科学技術大学院大学と共同で推進している着衣介助ロボット研究に関するものです。非介助者と衣服の間の着衣状態を、コストパフォーマンスが高く、そして従来用いていたモーションキャプチャ装置に比べてほとんど場所をとらないKinect v2(Microsoft社製)によってセンシングした情報から頑健に推定するために、Shared GP-LVMという機械学習アルゴリズムを応用した手法を提案し、その有効性を示したものです。
■受賞対象論文
著者 :Koganti, N., Ngeo, G.J., Tamei, T., Ikeda, K., Shibata, T.
タイトル:Cloth dynamics modeling in latent spaces and its application to robotic clothing assistance
(潜在空間における衣服ダイナミクスのモデル化とそのロボット着衣介助への応用)