更新日:2015.06.04
本学教員が、「2015年日本建築学会教育賞(教育貢献)」を下記の通り受賞し、平成27年5月29日(金)に授賞式が行われました。
記
受賞者:大学院工学研究院 建設社会工学研究系 德田光弘 准教授
受賞名:「ストック型社会におけるリノベーションスクールを通じた人材育成と地域再生事業」
評価された本活動の特徴は、以下の4点です。
(1)従来の新築中心て?あった建築教育に対して、ストック活用のために必要な教育のあり方を示している。具体的には、建築の知識に加えて不動産事業等に関する幅広い知識か?必要て?あり、市場調査、ファイナンス、運営管理、地域政策なと?の専門家の協力を得つつ、ストック社会にふさわしい専門技術者教育のフ?ロク?ラムを実践している。
(2)実在物件を対象に実現を前提としたク?ルーフ?作業を組み込んて?おり、リノヘ?ーションを実践的に学ふ?場として、他に類をみない成果をあけ?ている。
(3)対象とする遊休物件を一定の地域に絞ることて?、ストック活用を地域活性化につなけ?る道筋を具体的に示しており、これにより、ストック活用と地域活性化を連携させることの重要さを学ぶ場となっている。
(4)本スクールの実施に必要となる対象物件の発見、地域活性化との連携、スクール終了後の事業の実施、実施後の管理運営、そして教育内容の蓄積なと?は、大学、事業者、行政、NPO、地権者?住民等か?、相互に連携してはし?めて成立するものて?あり、これからのストック社会における産学官民の連携のあり方を示している。